古巣ケルンの地元紙で語る 「全てが清潔で、素晴らしい人々ばかり」

古巣ケルンの地元紙で語る 「全てが清潔で、素晴らしい人々ばかり」

 大宮アルディージャ清水エスパルス名古屋グランパスでプレーし、昨季限りで現役を引退した元スロベニア代表FWミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチが、古巣ケルンを拠点とするドイツの地元紙「エクスプレス」のインタビューで、日本について語った。


 ノヴァコヴィッチは2012年に、ケルンから期限付き移籍の形で大宮に加入。そこで2シーズンを過ごし、ケルンと契約満了となったタイミングで清水へ完全移籍した。さらに名古屋、母国の強豪マリボルを経て、今年6月に現役引退を発表した。

 通算4シーズンにわたってプレーした日本に対する印象はとても好意的なもののようで、「とても美しい国で住みやすい。全てが清潔で、素晴らしい人々ばかり。組織がドイツに似ているんだ」と絶賛している。

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 さらにケルン時代にチームメートだったFWルーカス・ポドルスキが神戸に加入したことを受けて、「ポルディには多くのファンがつくだろう」とも語った。

「中国での生活は耐えられないという話を…」

 その一方で、同じアジアでも中国への移籍については懐疑的な視線を向けている。昨季、ケルンで25得点を決めたFWアントニー・モデストが中国1部の上海権健へ移籍するなど、多くのスター選手が中国へ渡っているが、「多くの選手から、中国での生活は耐えられないという話を聞いている。大半がすぐに出ていきたいと言っているよ」とコメントしている。

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 中国では金銭面で世界最高クラスの待遇となるものの、日本のような快適な暮らしは保証されていないようだ。ノヴァコヴィッチは「家族がいるのであれば、(中国へ行くのは)難しいだろうね。ドイツの方がいい。お金が全てではなく、一番は家族」と強調した。38歳でスパイクを脱いだストライカーにとって、家族と過ごす時間はかけがえのないものとなっているようだ。